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大規模リフォームにかかる費用

 マイホームを長く持ち続けるには、適度なリフォームが必要になってきます。マンションによくある修繕積立金という考え方があり、将来の大規模改修工事に備えて積み立てているわけですが、戸建て住宅においてもこの考え方は非常に大切になっています。定期的な修繕のために備えておく必要があります。メンテナンスやリフォームを適切に行うことにより、住まいを長持ちさせると同時に、将来のリフォーム費用を抑えることができますまず新築してから5年後に必要になるのが、防蟻処理、すなわちシロアリ対策です。
 ヒトと環境への影響が少ないものを使っているため、半永久的な効果を期待することはできません。そこで五年毎にの逓信施工が必要になります。標準的な戸建てであれば、施工費は15~30万といわれています。

 新しかった住宅も10年も経つと、給湯器や水回り設備に不具合が生じてきます。また家族構成の変化に伴い、今までの住まいでは使いにくくなったりすることもよくあります。この時期のリフォームとして多いのは給排水管のリニューアルとあわせて、家族構成にふさわしい間取りや設備を検討するべきです。新築の時には気づかなかった使い勝手がリフォームで解決できるなら、予算と照らし合わせながら検討してみるのもよいでしょう。
 さらに屋根や外壁の材質の劣化によっては、葺き替え、張り替えも必要になります。定期的にメンテナンスをしていれば交換時期を遅らせることができますが、築20年前後で1度総点検する必要がありますので、あらかじめ屋根材や外壁材の耐用年数を確認しておくとよいでしょう。築10~20年のリフォームの予算はおおよそ275万から710万以上といわれています。

 住まいの世代交代がすすむ築20年以上は、今までのメンテナンスが確実であったかどうかで、費用が大きく変わってきます。屋根や外壁の傷みを放置しておくと、住まいの構造部にまで雨水が浸透して、住まいが著しく劣化して修復するのに大規模リフォームが必要になってきます。
 また適切に塗料・防水工事を実施していても、内部結露とよばれる湿気水分によって、構造部分が侵食したり、断熱効果が著しく低下することがありますので、信頼できるリフォーム会社に総点検を実施してもらうことをおすすめします。リフォームはしっかりとしたメンテナンスをしていれば、タイミングを若干遅らせたり、費用を抑えることができます。しかしいずれにしても住まいを維持するためには、グレードアップさせるための貯金は、新居を購入した時から始まっていると思っておくことが大切です。

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